家を買うと、たいてい「F/S/W/D」がついてくる。
fridge =冷蔵庫、stove = オーブン、washer = 洗濯機、dryer = 乾燥機、の4点です。
物がいいと家の価値を上げるのにも一役買っていて、
エコデザインで、さらにステンレス製だったりするとポイント高し!
(うちの場合は違いましたが、まあまあ新しめだったので、しばらくは使えるかなと)
8月にリアルターに鍵をもらって家に入った日、キッチンのカウンターの上には
分厚いフォルダに綴じられた各種マニュアルがでーんと置いてあり、
おお、何かあった時にはこれを見ればいいのね、と心強かった。
ガレージの電動ドアやら、セントラルヒーティングのガスファーネスやら、
エアクリーナーやら、なんだかいろいろなマニュアルがはさまっていて、とにかく分厚い。
さて、この3連休のミッションのひとつとして、ポル夫が果敢にローストポークに挑戦いたしました。
いや、ローストポーク自体は難しくもなんともないんですが、まだ一度もオーブンを使っていなかったので、
いきなりターキーってのも失敗した時が恐いし、とりあえずポークでいきますかと。
オーブンのドアを閉め、温度を設定し、調理時間を設定し、そこまではいいのだが、
ドアにロックをかけると全ての設定がゼロに戻ってしまう。。。ふむ。
そこで例の分厚いマニュアルフォルダを開いてみる。こんな時のためのマニュアルよね。
そうするとどこをどうひっくり返しても、オーブンのマニュアルはないないない。
使えるマニュアルですな。

(写真に日付が入っているのと、おまけに日付が間違っていることには、目をつぶっていただきたい)
くじけず、二人してググってみる。
メーカー名はNORGE。聞いたことなかったので、グーグルカナダだけじゃなくて、
念のためグーグルUKからもググってみたが、どうやらそのメーカーはすでに存在しないらしい。
カスタマーサポートも、マニュアルダウンロードも、何もなし。
ただ修理会社のサイトの取り寄せ可能パーツとか、修理対象機種などの中に名前が出て来るので
全く市場にないわけではないらしい。
そして検索しているうちに目についたのが、「ancient Norge oven」と「vintage Norge stove」。
うちの古代Norgeオーブンがいきなり止まっちゃったんだけど、誰か修理法知りませんか?
という書き込みやら、
ビンテージのNorgeオーブンいりませんか、ちゃんと動きます、
という書き込みやら。
ancientって、まあこの場合「古代の」よりは、相当古いとか、古びたっていう意味だと思いますが、
普段オーブンに対して使われるような形容詞だと思っていなかったので、多少の衝撃を受けました。
ビンテージで価値があがるのはワインやらジーンズやらで、電化製品ではありえないでしょう。
見た感じそこまで古いとは思わなかったし、シンプルな外観は好きだったので
深く考えませんでしたが、家を買う時にもう少し深く追求しておくべきであったか。
大体なんであんな分厚いマニュアルの中に、必要なマニュアルが入ってないで
姿を見たこともないガス式暖炉のマニュアルとかが入ってるわけ?!
結局マニュアルの山の中にオーブンセンサーの取り替え説明書があるのを見つけて
藁にもすがる思いで、新しいセンサーを取り付けたらしい会社に電話をしてみた。
「うちはNorgeのオーブンのことは分かりませんが、ただオーブンのドアロックは
セルフクリーニングの時以外は使わなくてもいいですよ」
。。。ほほう。
ということで、オーブンのドアを閉め、温度を設定し、調理時間を設定し、あとはドアロックをしない。
するとちゃんとオーブンは動き、無事にローストポークもローストポテトもできました!
ちゃんと美味しかったです。
どうやらマニュアルなしでも使えそう。
まだちょっとおっかなびっくりですが、これから少しずつ慣らして使いこなして、
そのうちパンとかお菓子とか焼いちゃったりしてー。
朝食にできたてスコーン、いいんじゃなーい。
と会話が盛り上がる楽しい食卓でした。