journal fantastica

素早く引出しを開けたり閉めたり 10月 21, 2008

カテゴリー journal — fantastica @ 7:30 pm

プロジェクトコーディネーションやら、簡単なアカウンティングやら、翻訳やら

パソコンの前に座ってぱたぱたやる仕事がわたしのルーティーンなのですが、

今日は久しぶりに通訳を頼まれて出かけました。

仕事でジーンズ以外を身に着けたのは一体何ヶ月ぶりだろう。。。いかんいかん。

ところで。

わたしは人前で自分の言葉で喋る時はそりゃあ普通に緊張しますが、

通訳として人前に立つ分にはほっとんど緊張しない、という便利な体質です。

事前に全く資料をくれないスピーカーだとか、直前にスライドを差し替えるスピーカーだとか

いろいろ悩まされることはあるし、通訳中に分からない言葉がでてきたらそりゃあ困るのですが、

それはそれとして、通訳はあくまでも通訳であり、最終的なスピーカーではない、という特殊な状況下、

わたしが人が思うほどはあがったりはしませんの。なぜか。

しかしたとえ緊張はしなくても、ものすごぉく疲れます。

あれは、きっと、全身で集中するからだと思うな。

普段使っていない頭の筋肉を使い、普段の生活ではありえないレベルの集中力をかきあつめているのよね。

2時間足らずの通訳だったのに、1日オフィスで働いたくらいの疲労度ですもの。あー疲れた。

今日ももちろん知らない単語は出てきたし、事前に聞いていた内容以外の話も入ってきたり、

いろいろありましたが、まあ全体的には滞りなく終わりました。よかった。

オフィスに戻ってしばしぼおっとしながら思ったのですが、

頭の中に言葉や知識が詰まっている小さい引出しがたくさんあるような気がします。

通訳をする時というのは、その引出しをものすごい勢いで開けたり閉めたりしながら、

仕舞ってあった言葉を探している感じ。

いつもは引出しの底の底で眠っていて、存在さえ忘れている言葉も、なぜかどこからか

ふっと浮かび上がってきたりするから不思議。

そして通訳が終わると、あんまり引出しを開けたり閉めたりしたせいで

頭の中はものすごい埃がもうもうとたっていて、

まだその振動で頭がわなわなしているような、そんな感覚。

明日は別のトピックなので、また別の引出しを開けてみないといけませんわ。

うまく見つかりますように。