まるで先週末で夏日を使い果たしたかのように、しけたビクトリア。
8月にしてすでに肌寒いってどういうことでしょうか。
友人L子と夏になったらハイキングに行こうと言いつつ
ついつい他の楽しいことをしているうちに時間が経っていたのだが、
夏の気配が残っているうちに行かないとーと、イーストスークにハイキングに。

歩きながらL子の同僚のニコール嬢の話しで盛り上がる。
ニコール嬢は23歳、わたしも数回お目にかかったことがあるが、可愛らしい感じの人。
そんな彼女はナショナルチームに選ばれるほどハイレベルのロッククライマーで、
さらに彼氏もこれまたハイレベルのロッククライマー。で、デートはもっぱらアウトドア。
さらにニコール嬢は休みになるといけてる岩を求めて出かけ、
仕事帰りも遊びに行くのはもっぱらロッククライミングの室内練習場。
そこまでは、ふーん、体動かすのが好きなんだねーと普通に話を聞いていたのだが、
そんなニコール嬢は女友達が1人しかいない。らしい。
え?
1人、ですか。
彼女ほどのレベルだと一緒にアウトドアを楽しめるのは男性の方が多くなってしまうらしい。
なるほど。
しかしニコール嬢も最近は女友達を増やそうとトライ中。
今日だって、L子が週末にハイキングに行く話をしたら、もしお友達(ワタクシ)が
行かれなくなったりしたら誘ってね、と言ってたらしい。
えー、それはL子と一緒に遊びたいんじゃないのーと言うと、
L子もニコール嬢は好きなんだけど、でもちょっと話があわないかも、とのこと。
まず年齢差が割と大きい。
ニコール嬢は確かに年齢の割にすごくしっかりしていて、自立した子だし、
そういう面では変な面倒臭さもないんだけど、
例えば彼女の好きな音楽は、ブリトニー・スピアーズ・・・
あーそー。それはちょっと話があわないかもねー。
そのたった1人のお友達を大切にするのがいいかもねー。ちゃんちゃん。
と話しながら歩き続ける。
それでねー、ニコール嬢には彼氏とその女友達がいるんだけど、
ニコール嬢の女友達にはニコール嬢しかいないらしい。
そそそうなんだ。
なんだかこの狭い世界に生きているわたしでさえ、ものすごい社交家に思えてきたんすけど。
それでね、春にそのたった1人の女友達と2人でキャンプ旅行に行って
2人で代わりばんこに運転しながらあちこちまわったらしいのね。
うんうん。
で、5日間ほど2人で過ごすうちに話すこともなくなって、
運転しない方は本を朗読することにして、旅行中に2人で1冊読み終わったらしいよ。
ほほう。
とても興味ひかれるニコール嬢の生活でした。

そんなことを話しつつ1時間半ほど歩いて、コースをちょっと外れた崖の上でランチ。
犬を連れてハイキングしている人も多く、サンドイッチめがけて急降下してくる犬も少なくない。
あまりの勢いで猛突進してこられると、そのまま崖の下に突き落とされるのではないかと
ちょっとどきどきしましたが、まあそういうこともなく。
そしてさらに1時間ほど歩いて、取って返す。
全長約10kmの海沿いのコースの3分の1くらいは行けるかねーなどと話していたのに
いやいやどうして、4分の1歩いたかどうか、ってところでしょうかね。
もしL子がニコール嬢と来ていたら、きっとニコール嬢だけ先に行ってたね。
自分達の健脚ぶりに笑いながら満足して帰途につく。

そしてカフェのサインを見つけて寄り道してみると、小さいマリーナと
そのマリーナに横付けするかのように水際に建てられた小さなカフェを発見。

それぞれ自家製レモネードと自家製アイスティーを持ち帰りで頼み、船着き場を歩けば、
シーオッターと呼ばれるイタチ?みたいな動物の親子やらアザラシやらも顔を出す。
目の前の景色は海と空と船だけ。
今日はたくさんの青を目にした1日でした。