ひとのブログ見ていても、旅行記ってそんなに面白いと思わなく
なりつつあるのですが、でも自分のメモ代わりに書いておきたい。
結局みんなもそうなのか・・・
☆
10月29日(金)
今回の旅は、出発前に半端無く気が重く、楽しみじゃないとまでは言いませんが
もう何から何までが億劫で、ポル夫ともども心身ともに疲れての出発。
朝3時に起きて、4時にうちを出てふらふらと5時半の飛行機に乗り、
ビクトリアからバンクーバーのフライトは、ごく普通。
バンクーバーからトロント間は、エンターテイメントシステムがダウンしていて使えず、
ポル夫が不機嫌に。
トロント空港でのアメリカへの入国審査は長蛇の列、
さらにわたしのエスタ申請が切れていて怒られ
うわーもう時間がないーと空腹をかかえたまま空港内を走って
NY行きに乗れば、全然離陸しない。
30分以上機内で待たされた後で、このフライトはどうなるか分かりませんので
手荷物だけの人は降りて他のフライトに切り替えてもいいですよーと言われ、
もちろんスーツケースを預けていたわたし達は身動き取れず
ぞろぞろと降りて行く手荷物組を見送る。
結局1時間待った後でフライトがキャンセルになり、空港に戻って降ろされ
他のフライトへの振り替えの列に並ぶ。
ま、結局は3時間遅れくらいで乗れたんですがね、ポル夫の携帯がなぜか
突然ぱったりと死に、NYで借りるアパートの人と連絡が取れず。
夜の10時にNYに到着して公衆電話から電話すると案の定文句を言われ、
さらにタクシー乗り場には200人ほど人が並んでいて30分待ち。
というさんざんの1日目でした。
出発前の気の重さはこの旅が楽しめない旅になるという予感だったのかも、
とまで思った、珍しく悲観的なわたしであったことよ。
しかしまあ、タクシーに乗って無事にイーストビレッジのアパートに到着。
担当の人にも会えて、鍵をもらって、デポジットを払って、手続き完了。
お腹がすいていたので、11時くらいから元気に外出して、1st Aveのアーティチョークという
ピザ屋でピザを1スライス買ってシェアする。
☆
10月30日(土)
ポル夫の携帯電話が復活しなかったので、公衆電話からポル夫の両親に電話して合流。
彼らはタイムズスクエアのヒルトンに滞在。
東京で言うと新宿のど真ん中に泊まっているようなもの。
あの辺りは本当にうるさくて、いかにも観光客向けの派手なつくりの店が多くて、
歩いているだけで疲れる・・・
ポル夫の両親はいつもいろいろ自分達で計画をたてたい人達なので
こちらは何も予定せずに行ったら、予定は何もないと言う。
急遽ニューヨーク植物園に行くことに。
タイムズスクエアからグランドセントラルステーションまで歩く。

そしてニューヨーク植物園、これが素晴らしかった!
もう10月も終わりだし、あまり期待せずに行ったところ
多年生植物ガーデンや、ベジタブルガーデンなどのデモンストレーションガーデンは
まだまだ花や実がたっくさんで、見どころ満載。ローズガーデンもまだ咲いていたし、
この辺りで一番古いという原生林?の一部は素敵だし、ギフトショップは充実だし、
カフェもなかなか素敵だったし、いやあ、来てよかった。

ただ上の温室は改装中で入れず、がっくり・・・
その代わりと言ってはなんですが、ハロウィーンにちなんで
ものすごい巨大なかぼちゃのカービングやってました。

このカボチャのおばけ、前から見ても横から見ても顔に見えるように
彫られていて、素晴らしい迫力でしたわ。
オレゴンからこれを彫るために来たというおじさんも誇らしげであった。
夜、両親のホテルのコンシェルジュで聞いたレストランの並ぶストリートを
目指して歩いていたところ、行き過ぎたのか全然それらしき通りが見つからない。
道でポル夫の両親と地図をにらんでいたところ、ポル夫よりちょっと年上くらいの
普段着のちょっとぶっきらぼうな男性が、どこに行きたいの?と話しかけてくる。
説明すると、あ、それはこっち、と歩き出す。
レストランストリートと言ってもいい店も悪い店もある、
わたしはこの近所で生まれ育ってよく知っているから
紹介がてらツアーをしてあげるからついてこいっっとのこと。
急な展開に、その人がどういうつもりなのかも読めず
とまどいつつもまあついて行くことにする。
通り沿いにレストランばかりが並んでいるヘルズキッチンと呼ばれるエリア。
フレンチ、イタリアン、タイ、ブラジリアン、和食も1軒といろいろ立ち並ぶ。
地元民と名乗る彼が、ここはいい、ここは高い、あそこはだめ、と
ひととおりコメント。
多分ツーリストに慣れたほんとの地元の人だったのだと思うのですが、
急な展開にとまどいも隠せないわたし達にだんだんいらいらしてきたようで
ざっと通りを歩いて説明した後、じゃあねっと鼻息荒く行ってしまいました。
いや、親切な人だったんだと思うけど、ちょっとせっかちよね・・・
で、結局その中のおすすめの1軒に入ったんだけど(Don’t Tell Mama)
プリフィクスで24ドルは確かにお手頃だけど、お味はまあまあってとこでしょうか。
サービス料20%が加算されていたのが、いかにもツーリスト向けのお店だったという
オチですね。もちろんチップはしませんでした。
☆
10月31日(日)
自分が住んでいる街もそこそこ観光地なので、あの2階がオープンになった
ダブルデッカーに乗った観光客を見て、いやーあれに乗るってどんな気分よ、
わたしは乗らないけどね、と常日頃思っていたのですが、
今回NYでまさかのダブルデッカー観光バス体験。はははー。
ポル夫の両親があれに乗って自由の女神を見に行こうと言うので、
まあそれもいいかなと。
観光バス、けっこう高くて、一人45ドル近くしましたが、乗り降り自由で
ぐるぐる回ってくれるので、まあ便利と言えば便利でしょうか。
ミッドタウンからダウンタウンコースとアップタウンコースがあり、
うちらはダウンタウンコースを。
しかし、上がオープンのダブルデッカーバス、寒い!
いい天気でしたが、風が強くて、ニット帽とマフラーが手放せず。

まず最初に降りたのはデパートのメイシーズ。(写真は別の建物です)
今回ポル夫の両親のスーツケースの1個が手違いでNYに着かなかったとかで
ポル母の彼氏はワイシャツが1枚しかないらしい。
いつもロンドンのマークス&スペンサーでシャツを買っている彼は
ニューヨークでシャツを買うならメイシーズと譲らず。
へえ、けっこうこだわりあるんだーと内心感心していたら、
ネクタイは道ばたで売っていた3本10ドルのものを買っていた・・・。
(が、しめたらそれなりに見えました、3ドル33セントのネクタイ!)
またバスに飛び乗り、次はマンハッタンの一番下で下車。
自由の女神行きフェリーを横目に、無料のスタッテン島行きのフェリーに乗ってみたり。

といったのどかなNYの午後でした。
夜はNYのベストハンバーガーレストランへ。(Five Napkins)
いやあ、サービスは早いし、今までこんなハンバーガー食べたことないよー
というくらい美味しかったですが、いかんせん店がうるさすぎ・・・そそくさと退出。
しかしハンバーガーは、本当にジューシー、でもまーったく油っこくなく
焼き加減も完璧で、本当に美味しかったでございます。
ホテルで両親とお別れ。
2日間と短い間だったけど、楽しいひとときでした。
お別れはいつもちょっと寂しいですね。
☆
11月1日(月)
NYの友人は日本での滞在が延びたため残念ながら会えず、
今回は友人の夫氏、息子氏、友人夫氏のご母堂にイーストビレッジで会う。
彼らとは高知、東京、NYで会っているため、一体わたしがどこに住んでいるのかと
息子氏(8歳)はちょっと訝しげであった。
近くに本格的な蕎麦が食べられる所ができたよーと言われて胸躍るわたしでしたが、
ポル夫はNYらしい分厚いサンドイッチが食べたいとのたまう。
分厚いサンドイッチってどんなの?わたしには解せんよ・・・
すると友人夫氏が、じゃあ「恋人たちの予感」にでてきた古いデリカテッセンはどうよ
と連れて行ってくれる。(KATZ’S)
ただっ広い食堂風の店で、片側にずらっとカウンターが並んでいて
おいしいサラミやら、パストラミやらのサンドイッチが食べられます。
ポル夫大喜び!(笑)

確かに有名なパストラミサンドイッチはおいしかったですが
でも14ドルよー。ひえー。絶対観光地化してるよ。

友人夫氏のご母堂はパストラミでもサラミでもなくタンを頼んでいて
それもなかなかおいしそうでした。次回はわたしもタンにしよう。
午後は夫は一人で仕事がらみの施設の見学。
わたしは友人夫氏とソーホーをぶらぶら。
ユニクロのプラスJのコートが可愛くて、買おうかどうか迷って、でも決められず。
ケイト・スペードのメンズラインというジャック・スペード、
今まで全然知らなかったのですが、店もバッグも非常に好感度高し。欲しい。
夜はウィリアムズバーグ(ブルックリン)の居酒屋?でご飯。
8歳息子氏の1人前の食欲に感心。
食後、息子氏とご母堂をおうちに送り届けてから、さらに
イーストビレッジのアイリッシュ?バーで3人で飲む。
☆
11月2日(火)


友人夫氏に朝のコーヒーに9th Street Espressoに連れて行ってもらう。
ここ数年で飲んだコーヒーで一番のコーヒーとポル夫がじんわり感激。
7Aで朝ご飯。
アパートに戻って鍵を渡して、デポジットを返してもらって、オタワに向けて出発。


今回のNY滞在で印象に残っているのは、マンハッタンから
ブロンクスのニューヨーク植物園に向かう電車の中でのこと。
ポル夫と彼の両親とわたしの4人で席を探していて、
3人がけシートが向かい合わせになって6人座れる座席に若い女性が一人で座っていたので
そこに座らせてもらう。
わたし達の会話を聞くでもなく聞いていたであろう彼女がそのうち
「皆さんどこから来たの?」と話しかけてくる。
わたし達はカナダの西海岸から、こちらはイギリスから、と説明すると
その女性が、あ、わたしカナダの西海岸行ったことありますよ、とのたまう。
おお、どこらへんに?と聞くと、メキシコから車で西海岸を北上していって
シアトルからカナダに渡り、えーっと、スークに行きました、とのこと。
別に計画してたわけじゃなくて、なんとなくドライブしてたら着いちゃったの。
まあ、それはそれは・・・スークとは・・・
(高知じゃなくて須崎、東京じゃなくて小金井って感じか)
他にはどこかに行きましたか?と聞いたところ、ええ、ええ、あの観光地の
ビクトリア・・・タウン?!とちょっと自信なさげな彼女。
(Well…that touristy place…town of…Victoria?!)
ビクトリア、一応タウンじゃなくて「シティ=市」なんですがね、
そりゃあNYに住んでいるとタウンと言いたくなるようなのどかさだよなあ。
その彼女は普通に感じのよい若者で、嫌味とかでは全然なく
他意はなかったと思うので、余計に内心おかしかったビクトリア住人組でした。
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